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秋と肺


湿度が下がり、朝晩の気温差が出てきて、夜には鈴虫のなく音。


気温が高い日もまだありますが、、、さすがに秋を感じますね。


さて、東洋医学では秋は「肺」の季節です。


肺というと、肺炎や喘息などを思いつく方も多いと思いますが、


身体の表面を守ったり、身体の中を巡らせたりと、「気(動き、力)」に関係する臓とされています。


肺の弱りや疲れでどんな症状がよく出るのかといいますと


風邪をひきやすくなる


咳、息切れ、鼻づまり、鼻汁、痰などの呼吸器系全般の症状


このほかにも倦怠感や無力感


汗がダラダラでる(暑さ、厚着、運動などに関わらず)など。


肺は、人体にとって大切な呼吸をして外界から空気を吸い酸素を取り込んで、


要らない二酸化炭素を排出しています。


改めて、自分と外の世界との関連が深い臓器だと感じますね。


東洋医学では「清潔で適度に乾燥した清涼な秋の気候が好き」と考えます。


秋になると空気が澄んでくるように、すべてのものが収れんしていきます。


この時期は気持ちを落ち着かせて、やたらと動き回らず、身体を冷やさずに、穏やかに過ごすのがおすすめです。


冬は活動が弱まっていく季節なので、今のうちに力を温存しておきましょう。


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